3DFashion - 粘着性

粘着性–要素がくっついたり、3Dプリントがべたつくように感じたりします

PQ - 粘着性1

薄壁を持つ、粘着性のある3Dプリントでは、プリントを押すとくっついたり、触るとべたつくように感じる場合があります。

考えられる原因と解決策

軟質性のプリンティング材料を使用した造形

軟質性のプリンティング材料を使用すると、3Dプリントに粘着性が生じることがあります。

解決策1:Fabric Analyzerでプリントし、関連するベストプラクティスガイド「J850 TechStyleによる布地へのプリント - PolyJetのベストプラクティス(英語)」に記載されている手順に従ってください。

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解決策2:J850 TechStyleプリンタでは、GrabCAD Printの[フレックスタッチ]コーティングオプションを使用することで、粘着性を防ぐことができます。[フル]コーティングオプションを選択すると、プリントの表面と要素間にコーティング層が適用されます。

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注:これにより、セグメント化された高密度の3Dプリントで布地が濡れる場合があります。布地の濡れを抑えるには、多くの要素が近接するセグメント化された形状を使用し、GrabCAD Printで[フレックスタッチ]の[スマート]コーティングオプションを選択して、3Dプリントの表面にのみコーティングを適用します。

解決策3:3Dプリントの要素の壁のサイズを大きくします。こうすることで、押しても壁がくっつきにくくなります。

予防措置:Fabric Analyzerで粘着性テストを行います。その際、選択した布地と軟質性のプリンティング材料を使い、[フレックスタッチ]コーティングを適用した後のさまざまな形状の粘着性を確認してください。このテストにより、3Dプリントの粘着性と3Dプリント全体の品質を確認できます。3Dプリントを押すと、プリントの特定の領域が影響を受ける可能性があります。